日本のビールの原点、キリンラガーを簡単に明かす! 寄り道ビール
どうも、やまゆうです!
今回はもはや知らない人いないんじゃないかと僕が勝手に思っているこちらのビールです。
キリンラガー Alc.5%
サラリーマンの方やビール好きな主婦の方も多いはず。
地ビールとは対極とも言えるこちらのビールを知ってこそ、地ビールの良さがわかります。
そんなキリンビール、実は一世紀以上も愛され続けています。
そんなビールを簡単ではありますが、解き明かしていきたいと思います。
キリンラガーの登場
キリンラガーが登場したのは1888年。
今から約130年も前。
まだ「キリンビール」の前身、「ジャパン・ブルワリー・カンパニー」だったときです。
そして現在の麒麟のパッケージの原型は1889年に固まっていました。
独特の魅力をもつあのデザインは年月の重みがあったわけです。
味は変わったの?
ラガーが出た頃は今のような生ビールで流通させる技術はなかったので、火を入れて酵母を停止させるのが基本でした。
この工程を「熱処理」といいます。
そうしないと、酵母が発酵し続け、味が大きく変わってしまうのです。
しかし、ろ過技術の向上で熱処理がいらなくなりました。
これで熱処理をしていないビール、「生ビール」として売り出すことが可能になりました。
ただ、一つ問題がありました。
それは昔の熱処理ラガーを愛飲していた人がいたことです。
熱処理をしたことによって味が大きく変わってしまったのです。
熱処理ラガーを好んでいた人にとっては好きなものを奪われたようなものだったと思います。
しかし、その問題を見て見ぬフリをするキリンさんではなかった!
そこで売り出したのが、キリンラガー クラシック!
こちらは昔の製法にそって熱処理を加えられています。
多くのファンを大事にする。
そんな懐の深さを感じますね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
とっても簡単にまとめてしまいました笑
本当はもっとたくさん面白いことがあります。
130年の歴史を一つの記事で書くのは無理があるくらい、深さがあります。
日本人に愛されてやまないその秘訣は味とかデザインではないのかな、と思うところもあったりと、調べれば調べるほど発見があります。
ちょっとでも気になった方は、
「キリンビール 歴史」
と検索すればたくさん面白いものが見つかりますよ。
参考にさせていただいたリンクも下に載せておくので、ぜひ読んでみてください。
ラガー 130年の歴史|キリンラガービール|ビール・発泡酒・新ジャンル|キリン
ラベルに何が起こったのか!? グラフィックで読み解く、「キリンラガービール」革新の歴史とは。 | Feature | Pen Online
キリンラガーとクラシックラガーの違い|熱処理の有無がカギ - 超お酒が飲みたいッッ!!
次回もお楽しみに!